【コラム】「五感」を使いこなして運転を!!
2021年11月01日
ペーパードライバー教習・出張教習ならお任せ!マイカーアカデミー代表の宮下です!
よく見かける光景ですがサイドミラーを折ったまま平気で運転をしている人。
申し訳ないのですが自殺行為に見えます。
ペーパードライバーが久しぶりの運転でサイドミラーを出し忘れているのか、ベテランドライバーがあえてサイドミラーを出していないのかはわかりませんが、いずれにせよ大変危険な行為です。
まさに「五感」のひとつ「視覚」を一切部使わずに運転をしている典型です。
「五感」とは「視、聴、嗅、味、触、これらの感覚によって、外界の状態を認識すること」ですが、運転はまさにこの五感をすべて使ってこそ完璧なものになるのです。
1.視覚
「視覚」は前進、右左折、後退、発進、駐車、車線変更等すべてに必要な感覚です。
特に後退のときは左右のミラーやルームミラー、そして直接の目視により後方を確認しなければなりません。
プロドライバーは後退時、一点を3秒以上見ないという話がありますが、それだけ周囲の状況は変わるのです。
また、皆さんは遭遇する対向車や歩行者のどこを見るでしょうか?
ウインカーだったり、タイヤの向きだったり色々でしょうか。
私は相手の目も見るようにしています。
まさにアイコンタクトです。
対向車の方や歩行者の目を見ることにより「お先にどうぞ!」とか、逆にこちらを見ていない人には十分注意をするとか、次の行動がわかりやすいのです。
とてもスムーズでお洒落な運転になると思います。
そのためにもフロントガラスは常に綺麗に、ダッシュボードには余計な物は置かないように心がけましょう。
2.聴覚
「聴覚」は、たとえば救急自動車の接近にいち早く気付いたり、隣を走る車やオートバイの状況を知る手段に必要な感覚です。
プロドライバーはエンジンの音や風切り音により今自分がどの位スピードを出しているかわかるといいます。
エンジンの調子を判断するのも音が第一手段でしょう。
車の故障はすべて音にでますので覚えておいたほうがいいですよ。
そのため、カーステレオやラジオを大音量でかけての運転は考え物です。
3.嗅覚
「嗅覚」は、エンジンの異常やオイルの焦げた臭いに反応する大切な感覚です。
また車内の匂いに香料を使うひとがいますが、これはただ臭い消しのためだけでなく、リラックス効果があるのですね。
今はやりのアロマテラピーによるリラックスした運転なんてどうでしょう。
レッスン時ご要望があれば「アロマオイル」持参でお伺いします。
4.味覚
体調が悪いと味覚が狂いますよね!
健康状態を常にチェックして運転したいものです。
また、眠くなったらコーヒーを飲んだり、ガムを噛んだりして味覚を刺激してください。
5.触覚
「触覚」も大事です。
ハンドルに伝わる路面状況、車の振動による道路状況などです。
これもプロドライバーの話ですが大型トラックの運転手は15mも後ろのタイヤで「ヘビ」を踏んでもその異常に気がつくといいます。
特に冬の雪道などはスリップしたタイヤにハンドルで反応しながらの運転になります。
如何だったでしょうか。
ペーパードライバー、ベテランドライバー問わず
「視、聴、嗅、味、触」の「五感」を使って運転をする癖を身に着けてください。
ペーパードライバー教習・出張教習をご希望の方は、マイカーアカデミーまでお気軽にお問い合わせくださいね!
AUTHOR 執筆者
宮下 俊一
趣味
下手なゴルフ、下手な麻雀